ポテンショメータ・各種変位センサの研究・開発・・・世界をリードする”変位センサのパイオニア” 株式会社 緑測器
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無接触型ポテンションメータ

【概要】 【特長】 【技術資料】

【概要】

Green Potは、コンダクティブ・プラスチック(導電性樹脂)抵抗素子を用いた、当社の接触形ポテンショメータを総称します。コンダクティブ・プラスチック抵抗素子は、精製された炭素系充填剤をプラスチック材の表面の厚膜抵抗として圧縮加熱した一体成形の素子で、しゅう動面は鏡面に近いフラット性を有したものと、炭素皮膜を印刷したものがあります。このしゅう動トラックに、貴金属合金のマルチ接点をコンタクトさせて精密ポテンショメータとしての性能をもたせてあります。これらの製品は本体もしくはラベルを緑色にして、GreenPotの識別としています。

green pot

【特長】

  1. 一体成形のため機械的に安定
    当社のコンダクティブ・プラスチック抵抗素子はベース素材と抵抗体、引出しターミナルまで一体に成形されているため、この間の機械的不安定さがなく振動、衝撃などに対し一段と優れています。

  2. 分解能
    巻線形のポテンショメータでは、しゅう動接点に対する出力電圧の変化は階段上になるのに対し、コンダクティブ・プラスチック抵抗素子は、1μm以下のカーボン粒子が表面上に分散しているため 分解能は実用上無限小です。

  3. 長寿命
    コンダクティブ・プラスチック抵抗素子の表面は、一様な鏡面に近い平滑面なので、抵抗素子の表面としゅう動接点の磨耗が少なく、使い方によっては10の8乗回転まで耐えることができます。

  4. 接触抵抗が安定
    Green Potには、抵抗素子としゅう動接点の間に定量的な接触抵抗が存在します。このため可変抵抗器として使う用途には不向きですが、ポテンショメータとしてしゅう動接点に微小の電流しか流れない場合はまったく問題ありません。 また、しゅう動接点はマルチ接点を使用し接触の安定性をはかっています。

  5. 温度の影響
    Green Potの一般特性のうちコンダクティブ・プラスチック素子の抵抗温度特性は、巻線形に比べて大きくなり、±400ppm/Kと±1000ppm/Kの2種類があります。したがって可変抵抗器として使用する場合は、この影響が直接出ますが、ポテンショメータとして使用する場合にはほとんど影響はありません。

  6. 中間タップの影響
    Green Potも巻線形と同じように中間タップを設けることができますが、巻線形のように任意の位置に簡単に引き出しリードを溶接することはできません。コンダクティブ・プラスチック素子は、抵抗部、ターミナル、タップが一体成形のため中間タップ1個を設ける場合でも専用の治具と型を用意して全工程を別途に経由させなければなりません。また、中間タップの引き出しターミナルは、角度的にある幅を持っていますが、接点のしゅう動位置をずらしたり、タップの形状を変えることによりこの幅は電気的にほとんどゼロにすることもできます。この場合には引き出し抵抗が大きくなるという特性があります。

    Aタップ:中間タップの引き出し抵抗が大きい(ただし短絡幅はない)
    Bタップ:中間タップの引き出し抵抗が小さい(ただし短絡幅が1°〜5°位ある)

  7. 高周波特性が優れる
    抵抗体が一体に成形されているGreen Potは巻線形ポテンショメータに比べてインダクタンスが非常に小さいため、100kHz以下の周波数では位相角の変化はなく安定した出力が得られます。

  8. アウトガスが少ない
    宇宙空間のような高真空な状態ではプラスチック等からガスが発生し他の電子機器に悪影響を与える場合があります。 当社のコンダクティブ・プラスチック抵抗素子は宇宙空間においてもアウトガスの発生が少なく、 人工衛星などにも使用されています。

  9. 高速応答性
    Green Potは鏡面に近い平滑面とマルチ接点の採用により、最大で3m/s、連続で1m/sのスピードまで使用できます。
    (CPP-45の回転速度に換算すると最大で2000rpm、連続で600rpmとなります)

 

 

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