【概要】
Blue Potは、磁気抵抗素子とマグネットの組合せによる、当社の無接触形ポテンショメータを総称します。磁気抵抗素子は3端子となっており、その中点電位は磁界の移動により変化します。従って接触形のポテンショメータと同様に磁気抵抗素子の両端に電圧を加えると、中点からの出力が無接触の状態で得られます。
この結果、従来の接触形ポテンショメータに比べ、ノイズレス・高分解能・高速応答性・長寿命など、位置センサと
しての特性が優れています。これらの製品は本体もしくはラベルを青色にして、Blue Potの識別としています。

【特長】
- ノイズレス
変位速度に関係なく、出力ノイズはありません。
- 分解能
出力の分解能は実用上無限小です。
- 出力の滑らかさ
巻線形やコンダクティブプラスチック形の規格を適用して比較した場合、これより1桁良い平滑性があります。
- 低トルク、低フリクション
無接触式ですので、回転トルク、フリクションが非常に小さく、弱い力の変位にも使用できます。
- 高周波特性
磁気抵抗効果は、理論的には10GHzまで周波数に依存しないことが確認されています。
- 高速性
高速応答性が優れています。
- 低消耗エネルギー
永久磁石と半導体の組合せですから、光センサが必要とする光源のような消耗エネルギーはほとんど必要としま
せん。(アンプの付いたものは除きます)
- 防爆性
しゅう動接点やコレクタがないためアークの発生がなく、防爆性に優れています。
- 長寿命
軸受部を除けば摩擦部がないので、動作寿命は無限大です。
【動作原理】
- 検出方法
磁気抵抗素子とマグネット(永久磁石)の組合せで構成されますが、方法は次のような種類があります。
「1」
磁気抵抗素子に近接したマグネットを平面的に変位させて、抵抗変化を得る方法。
「2」マグネットを固定し磁気抵抗素子を変位させて、抵抗変化を得る方法。
「3」磁気抵抗素子とマグネットは密着固定しておき、近接した磁性体のヨークを変位させて、抵抗変化を得る方法。
いずれの場合も、変位させる側にセンサの回転軸や駆動軸を直結して、無接触の状態で機械量、物理量を電気信号に
変換させます。
- 変位と出力の関係
端子「1」〜「3」間に印加電圧Vinを入力して、シャフトのマグネット位置が変位した時の端子「1」〜「2」間の出力電圧
Voutとの関係が次のようになります。
「1」マグネットがMR2側にある時は磁気抵抗素子の抵抗値はMR1<MR2となり出力電圧はVout<1/2Vin
「2」マグネットが均等にある時は磁気抵抗素子の抵抗値はMR1=MR2となり出力電圧はVout=1/2Vin
「3」マグネットがMR1側にある時は磁気抵抗素子の抵抗値はMR1>MR2となり出力電圧はVout>1/2Vin
【変換方式】
Blue Potは、検出内容によって、それぞれマグネットと磁気抵抗素子の組合せ方を変えた、独特の変換方式を採用しています。
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